オペラ抜粋或いは伝統名曲を公演の曲とする例年と違い、今年のiSING! Suzhouは唐詩をテーマとした。芸術総監の田浩江氏によると、唐詩をテーマとして選ぶのは、伝統文化から見ても、個人歴から見ても、唐詩が特別な存在であるから。「私の人生経験とオペラ経験の中で、唐詩はいつの間にか私のそばにやって来る。国内では、唐詩に詳しくて、その影響を深く受けている若者がたくさんいる。今回、唐詩を現代の音楽と革新的に結び付けることはかなり意義のある試みと実践だと思う。」
11月23日と24日、中国、アメリカ、ロシア、セルビア、メキシコ、ニカラグア、ウクライナなどの国からの優秀な中外青年歌手は蘇州交響楽団、中央民族楽団、中国歌劇舞踏劇場、新時代少年児童芸術団と連携して「iSING!Suzhou•唐詩名篇」世界初演音楽会を共に演出した。歌手達は中国語で歌を歌う形で、『黄鶴楼』、『静夜思』、『別董大』、『江雪』、『楓橋夜泊』、『将進酒』などの唐詩名作を見事に演じた。
2020/12/16
