4月15日午前、ドイツのイフムグループによるスマートセンサー生産・研究開発基地の定礎式が蘇州工業園区で行われた。本プロジェクトはイフムグループが中国に初めて建設する生産・研究開発拠点で、総投資額は約1億ドルで、2026年の完成・稼働を予定しており、中国現地における研究開発・製造能力のさらなる強化と中国市場への深耕を目指している。
1969年にドイツで設立されたイフムグループ(ifm)は、世界をリードする工業用センサーメーカーであり、インダストリー4.0の先駆けの一つである。同社の製品は工業オートメーション、エンボディドAI(具身智能)、新エネルギー自動車、医療機器など幅広い分野で活用されている。
イフムグループ新拠点はドイツのインダストリー4.0基準に準拠し、ドイツ持続可能建築評議会(DGNB)のゴールド認証取得を目指す。スマートセンシングやインダストリアル・インターネット分野に焦点を当て、研究開発、生産、サービスなどを一体化させ、顧客にとっての「自動化技術とデジタル化の第一選択肢」となることを目指している。
2025/04/17