4月16日午前、参天明日視界眼科生産拠点(Santen Vision park)が蘇州工業園区に正式に竣工した。総投資額約25億元、延べ床面積12.6万平方メートル、20の先進的な生産ラインを持つこの新拠点は、年間8.4億本の目薬を生産する能力を持ち、中国市場の需要をよりよく満たし、園区のバイオ医薬とビッグヘルスの発展に新たな原動力を注入する。
参天製薬は日本最大の眼科製薬グループという。2005年以来、同グループは園区に眼科医薬品生産拠点と医薬品販売会社を相次いで設立した。中国市場により良いサービスを提供するため、同グループは2020年に園区への投資を拡大し、オフィスビル、品質検査ビル、生産工場、自動化倉庫などの相関施設を備えた世界最大かつ最先端の眼科医薬品生産拠点を建設した。
「現在、中国は参天にとって最大の海外市場となっており、グローバル総売上高の約10%を占めている。新拠点の完成は、参天グループの中国における事業展開の重要なマイルストーンとなる。」参天グループの社長兼最高経営責任者の伊藤毅氏は、新拠点稼動後、世界最先端の目薬調剤技術を導入し、安定した高品質の製品を提供し続けるとともに、園区の産業発展及び中国の眼科医療業界に貢献していくと述べた。
2024/04/18