舞台に千年の心情を 科文センターも万全の支援
明代の著名な戯曲家、高濂(カオ·リエン)の原作をベースにして、現代の著名な作家、白先勇先生を始めとすると中国大陸、台湾の代表芸術家の合作によって製作された昆劇の典型的な力作、新版『玉簪記』は11月8日、蘇州科技文化芸術センターの大劇場で世界にさきがけて上演された。
遠来の昆劇ファン、この劇の創作に関わったスタッフや1000人余りの観客などの熱狂した拍手喝さいは、当日夜の上演が最高潮に達したことを示していた。


演劇の初演と言うのは、言うまでもなく、上演の成否に大きな影響を与えるのである。科学文化芸術センターと昆曲とは「同郷のよしみ」で、昆劇本来の民族の伝統文化を発揚するために上演するという使命感から同センターは、新版『玉簪記』の初演を引き受けることを特に重要視したのである。上演前に科学文化芸術センターの副董事長の何雯(ハ·ウエン)氏を筆頭に新版『玉簪記』の上演だけのために専門チームを結成し、蘇州昆劇院との意思疎通、大手メディアとの対応や科学文化芸術センターの各部門の、上演時の、役割分担まで一つ一つきっちりと決めたのである。
舞台の効果を最大限に引き出すために、新版『玉簪記』の中に登場するあらゆる小道具、大道具を極力明代の形に近づけ、見た目にはごく簡単な衣装であっても精巧な飾りを付けるなどして、相当な時間を費やしたのである。何董事長は、舞台上の大道具の設営や撤去の操作手順にも着目して、専門の裏方を配したり裏方の位置する場所など細かく完全を期すよう要求したのである。

隠れている危険因子は気づかれにくいところにありがち、
仕事に対する真剣な態度は不可欠要素だ

『玉簪記』の舞台セット用床接着剤を付ける
この他、新版『玉簪記』の上演の宣伝活動をするに当り、より多くの若年層に劇場に足を運んでもらい東洋の最も趣のある千年の心情を鑑賞してもらうために、何董事長は入場券販売と広報のために新たな指示を出した。それは、大学などの学校に出向いて、『玉簪記』に使われる一つの古琴の根源から話を始めるなどして新たな宣伝?販売方法を考えたり、報道機関の新版『玉簪記』をテーマにした報道を開拓したりして新版『玉簪記』の魅力はまたたく間に広がっていったのである。