重点交通工事が集中竣工
園区の交通構造がさらに整う
6月26日、蘇州工業園区で上海―南京高速鉄道園区駅関連工事、陽澄湖大橋、界浦河大橋、港田大橋などの重点インフラプロジェクトの竣工式典が行われた。

竣工式典に出席した貴賓が「和諧号」列車を始動させる
上海―南京高速鉄道園区駅が竣工、長江デルタ地区発展の流れに沿う
上海―南京高速鉄道園区駅は長江デルタ都市間鉄道ネットワークの重要な乗り換え中枢であり、この先上海―南京都市間高速鉄道と通蘇嘉都市間鉄道(南通―蘇州―嘉興)の乗り換え機能を受け持つことが見込まれている。ピーク時の乗客の流れは1時間当たり延べ9600人、一日では延べ10万人を超えると予想されており、上海―南京線でも三番目に利用客の多い駅となる。
園区駅は当面はホーム2本の4路線で、将来的にはホーム3本の7路線となる。工事は駅舎と駅舎関連工事の二つの部分からなっている。そのうち駅舎工事は延べ床面積6000平米で、地上2階建てである。1階部分には鉄道設備、事務室および将来的なクイック入口の確保部分があり、2階部分は切符販売や入口、待合室など機能ホールから成っている。

蒋宏坤氏の一行が上海―南京高速鉄道園区駅を見学する
駅舎関連工事の面積は約3.3万平米、建設設置費用は約3.5億元で、主に駅出口地下スペース、高架入口プラットフォーム、駅前広場が含まれる。駅出口地下スペースは約2万平米の地下室で、旅客出口ホールと通路、200台分の駐車場とタクシー乗車エリアなどが設置されている。高架入口プラットフォームは面積約8500平米で、車道5車線と歩道部分が設置され、南側は駅舎2階の入り口、切符販売、待合室などの機能ホールとつながっており、東西は市政高架橋とつながっている。駅前広場は約1.6万平米の広さで、硬化舗装とグリーン景観を組み合わせた歩行広場となっている。また関連工事では国道312号線と至和西路北側に出る2本の地下通路も準備されている。

上海―南京高速鉄道園区駅広場
上海―南京高速鉄道園区駅による効果的な交通緩和のニーズをさらに満たすため、園区は特別に北環快速道路東部延長(婁江高速道路)二期工事を行なっている。北環快速道路東部延長(婁江高速道路)二期工事は国道312号園区部分に沿って東側に延長され、西の起点は星港街立体交差で東は星湖街に至る。婁江快速道路高架主線、玲瓏街立体交差、星湖街立体交差、玲瓏街高架、至和路高架とランプ、珠涇路と玲瓏街鉄道下立体交差などが含まれ、建設設置費用は約16億元だということだ。

北環東部延長二期と上海―南京鉄道のシームレスな接続
そのうち、婁江快速道路高架は全長約4キロ、玲瓏街高架は650メートル、至和路高架は1.4キロとなっており、どれも対向6車線の道路で、橋梁総面積は約24万平米である。地上道路は3キロで、緑化面積は60万平米にものぼる。

陽澄湖大橋
高速鉄道園区駅は「地上階から入って地下から出る」というモデルで、園区駅に出入りする交通は至和路高架と地上道路で組織されている。高架道路は駅2階の降車プラットフォームに直接つながっており、地上道路は主に駅周辺の公共交通のために用いられる。鉄道北側の住民の出入りを便利にするため、玲瓏街と星湖街の立体交差に自転車・歩行者専用の道路が設置された。

界浦河大橋
上海―南京高速鉄道園区駅は蘇州地域にある6つの駅のうち、「地上階から入って地下から出る」というモデルを採用している唯一の駅で、出口地下スペース、高架入口プラットフォーム、駅前広場などにより、園区駅の出入りと乗り換えが非常に便利になっている。また、北環快速道路東部延長二期工事の完成開通により、都市間高速鉄道駅と周辺各地の交通連携を強化し、都市間高速鉄道駅と園区中心のシームレスな接続を実現し、都市間軌道交通の経済社会に対する連動効果をさらに高めることができている。

中国・シンガポール提携区と勝浦鎮を結ぶ中勝大橋
この日、無事に竣工し開通したプロジェクトはこれだけではない。園区と昆山をつなぐ陽澄湖大橋と界浦河大橋である。さらに園区の中勝大橋工事もある。この工事は中国・シンガポール提携開発区の港田路と勝浦鎮の中勝路を結ぶものである。
2010/06/26