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ナノが未来を測る(1)
「CHInano」が蘇州と国家ナノテクノロジーの最先端を結び合わせる
蘇州工業園区がナノテクノロジーを核心新興産業としてから、あまり見たことのなかった一つのロゴマークが人々の目に入るようになってきた。それは「中国」と「ナノ」の英単語を組み合わせたロゴ「CHInano」である。それがあらわす意味は「国家ナノテク国際イノベーションパーク」で、蘇州工業園区にある。

国家ナノテク国際イノベーションパークのロゴ
2007年11月、国家科技部、商務部と江蘇省政府が共同で建設した国家ナノテク国際イノベーションパークが園区に誕生した。このイノベーションパークの正式開業の日から、園区は全国ナノテク産業発展の最前線に押し出された。この時から国家ナノテク国際イノベーションパークは蘇州にこれまでにないナノテク発展の地位をもたらしたのである。国内ひいては世界の先進ナノテクノロジーはまず蘇州で生まれるか導入され、産業化応用技術に移行された後、全国に向けて広がっていくのである。 蘇州国家ナノテク国際イノベーションパークは全国で3つ目、江蘇省で最初のナノ分野における国家クラスのイノベーションパークである。イノベーションパークは主に世界科学技術の最先端、国家戦略ニーズと将来のナノテク産業発展に向けて、政府の誘導、研究機構と企業の主導、大学の参加、市場運営の構造を取り入れて建設がなされている。また主に中国科学院蘇州ナノテク・ナノバイオニクス研究所、蘇州工業園区バイオナノテクパーク、中国科学ナノテク産業化基地の助けを借りつつ、園区に進駐する各種ナノテク科学研究機構と企業と協力していく。さらに蘇州独墅湖高等教育区を科学研究・人材関連の基盤とし、世界のナノテク資源を統合することにより、国内外のナノテク企業を招致し、海外留学生が中国で創業するよう促し、初期のイノベーションと導入・消化吸収によるイノベーションを同時進行させて、応用基礎研究、ミドルエンド・ハイエンド共通性の技術開発、イノベーション媒体とインキュベート、公共技術プラットフォームによる支援、製品研究開発と生産、技術コンサルティングとサービスなどを一つに集めたナノテク分野のイノベーションベンチャー密集区を造りあげることを目指している。10年以内に国内最大で、産業チェーン、技術チェーン、サービスチェーンが整ったナノテク開発と産業化コロニーとなるよう力を注いでいくのである。

国家ナノテク国際イノベーションパークの関係産業レイアウト
国家ナノテク国際イノベーションパークの建設モデルは「3+1」モデルと呼ぶことができる。「3」は「1研究所+1パーク+1基地」つまり中国科学院蘇州ナノテク・ナノバイオニクス研究所、蘇州工業園区バイオナノテクパーク、中国科学院ナノテク産業化基地である。「1」はすなわち蘇州独墅湖高等教育区を科学研究と人材関連の基盤とするということである。 「3+1」モデルは園区ナノテク産業発展の成果と長期にわたる支援を反映している。現在数年の発展を経て国家ナノテク国際イノベーションパークのインフラ施設部門それぞれが顕著な成績をおさめている。2010年5月現在、蘇州ナノテク研究所職員の規模は547人で博士号所持者は184名にのぼる。バイオナノテクパークにはすでに各種企業160社余りが集まっており、そのうちナノテク企業の貢献は40%を占めている。これらの施設のおかげで、園区にはナノテクイノベーション資源と産業資源がほぼ集まっており、ナノテク研究開発と産業化に従事する人材は2000人を超えている。副研究員以上のハイエンド人材は10%を超えていて、そのうち中国科学院「百人計画」入選者が14人、アカデミー会員2人、「国家千人計画」入選者3人、「園区リーダー人材」入選者が19人おり、すでにナノ光電子、マイクロナノ製造、ナノバイオ医薬、ナノ環境管理などの産業分野を核心とする発展レイアウトがほぼ出来上がっていると言える。
(2010/07/26)
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