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   不織布のGPI社、不況時にチャンスを窺う
 

不織布のGPI社、不況時にチャンスを窺う


 社会や経済が不況に向うおり、蘇州工業園区にあるGPI社は「危機の中にチャンスあり」と考えている。
 GPI(普潔)不織布(中国)有限公司は、不織布生産額では世界でベスト5に入るアメリカのGPI社の出資会社である。GPI中国社のアジア市場販売総監督の田雨氏によると、生産している不織布は主に衛生用と医療用に使われている。衛生用は紙おむつやナプキンに、医療用は手術時のナプキンや医療用衣服として使われている。現在GPI社のその方面での世界市場のシェヤーは20%-30%になるとのこと。
 金融危機が同社の生産と販売に与えた影響は、甚大ではない。なぜなら同社の主たる生産品は生活必需品であるので、まだはっきりと影響がでてはいない。
 現在、同社の注文残高は減少しつつある。これは主原料である石油の価格が下がっているため、更に石油の値下げを期待して、買い手の注文のテンポが遅くなっているのだ。
必ず2-3ヶ月内には反発があるだろう、と心配はしてない様子。
 田雨氏は、消費者の信用と購買力が下がった時にどのような影響が会社に及ぶか、予想が出来ないという。このため、消費市場から影響があった場合に備え、すでに対策をとっている。
 GPI社の不況対策とは、社内的にはコストの削減は言うまでもない。資金のつながりの管理をしっかりと行い、“冬の時代”に備えることにしている。
 コスト削減について、不織布の生産面から言うと、よりコストを削減するためには、品質を新たにすることが重要である。例えば、不織布の品質と厚味を変えることなく、製品を軽くすることができれば、コスト削減になるのだ。これは会社の従業員の技術と添加剤とによる工夫でできるのだ。
 GPI社はアメリカの会社ではあるが、会社のトップたちは皆、中国語の『危中有機』(危険の中でチャンスを窺う)という言葉を理解している。不織布業界も不況ではあるが、企業のトップたちに取って社内を建て直す良いチャンスでもあるのだ。
 中小企業にとって経済環境は非常に不安定ではあるが、大企業はこの機に乗じて成長するものだ。GPI社も今、業界のある会社との間で提携の話会いが始まっている、とのこと。
 田雨氏によると、今年2008年のアジア市場への同社製品の販売は最高の年となり、増加率も30%にもなった。しかし、金融危機の影響という大きな挑戦を受けて2009年は売り上げ増加も小幅になる見込みだ。ただ今年より悪いということはないだろう、と話していた。

(2008.11.14. “普潔”眼中的“危機”弁証法  編集、宋文ウエン 日本語翻訳/陶園路)

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